被災地への義援金の寄附先・寄附方法について調べました(1/4現在)
年初より大変なことがたくさん起きていて、とても心苦しい気持ちです。
東日本大震災を思い出しましたが、13年経ったいまでもあの時のことは鮮明に思い出されます。
あの時は石巻へボランティアに行きましたが、現地の被災状況、この世とは思えない悲惨な状況に絶句。
参加した方々皆言葉を失っていました。
今回の輪島市の映像をテレビを通してみましたが、被害状況はあの時と同じように感じました。
津波などの被害はそこまで多くなかったようですが、被災された方々にとっては自分の住まいを失くし
途方にくれるしかないという状況で、とても大変な日々を過ごされているものと思います。
自分がいま出来ることと言えば、寄附をすることだと思い、いくつかの基金などを通じて寄附させていただきました。
そこで災害等への義援金の寄附について調べてみました。
寄附をしようと思っている方のご参考になればと思います。(一個人調べなので誤りがありましたらすみません)
1.現時点で寄附額が一番集まっているのは
寄附額が一番集まっているのは、
「令和6年能登半島地震 緊急支援募金(Yahoo!基金)」でした。
投稿時点で11億8千万円以上です。凄い金額ですね。
金額が大きければ大きいほど出来ることが大きく、多いのではないかと思っています。
なお、こちらは領収書は出ません。純粋な寄附になります。
⇒令和6年能登半島地震 緊急支援募金
https://donation.yahoo.co.jp/promo/20240101.html?cpt_n=noto2024_20240101&cpt_s=yj_don&cpt_m=carousel&cpt_c=noto2024_20240101_yj_don_carousel_
2.自治体や各支援団体での募集
自治体や各支援団体でも募集がなされています。
石川県はもちろんですが、茨城県境町はふるさと納税を通じて代理プロジェクトによって募集をしています。
その他、赤い羽根募金、ジャパンハート、ピースポート災害支援センター、各コンビニエンスストアなども
それぞれプロジェクトを立ち上げています。
クラウドファンディングによる募集も多数見受けられました。
なお、国や地方公共団体、認定NPOなどへの寄附は税額等の控除が受けられますので、
各団体のホームページなどでご確認いただくとよいと思います。
⇒石川県
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/suitou/gienkinr0601.html
⇒茨城県境町
https://www.town.ibaraki-sakai.lg.jp/page/page003403.html
⇒赤い羽根共同募金
https://www.akaihane.or.jp/news/34909/
3.ふるさと納税関連でも募集しています
最後にふるさと納税関連でも調べてみました。
ふるさとチョイス、さとふる、ふるなび、楽天ふるさと納税、三越伊勢丹ふるさと納税などでは
独自にプロジェクトが立ち上がっており、各市区町村単位宛ての寄附も可能になっています。
又、上に記載した通り茨城県境町は自ら代理してプロジェクトを立ち上げています。
なお、これらは『ふるさと納税』による寄附になりますので寄附金の受領書が発行される予定です。
基本的に返戻品はありませんが、寄附金控除として税額の軽減が受けられます。
純粋な寄附をするのは少しハードルが高い方はこちらを利用されるとよいと思います。
なお、寄附金による税額等の軽減を受けるためには原則、確定申告が必要になります。
(ふるさと納税のみで、5自治体以内であればワンストップ特例申請が可能)
24時間テレビの寄附金の横領や政治資金パーティー券のキックバック問題など、
お金にまつわる嫌なニュースがよく聞かれる中、又、物価高かつ円高で生活が苦しくなっている中で、
多額の寄附が集まることはとても素晴らしいことだと思います。
とはいえ、やはり寄附金詐欺などもあるので寄附する際には充分にご注意ください。
現段階では被災地に赴いて復興のお手伝いをすることは逆に迷惑をかけてしまうことになるのでなかなか難しいことですが、
いま自分たちに何ができるかを考えて、実行することがとても大事なことだと思います。
そして継続的にできることを考えるのもよいのではないかと思います。
被災者以外の皆さまにおかれましても日頃より災害などに備えて準備しておくようにしましょう。
私も災害用品を定期的に見直そうと思います。
それが将来の自分や周りの人たちを守ることに繋がります。
被災された方々におかれましては心よりお見舞い申し上げるとともに、
被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。